読書、本音批評!~本は人を選びます、だから僕が選びます!第一回「頭のいい朝の習慣術」箱田忠昭著

 

読書、本音批評!~本は人を選びます、だから僕が選びます!第一回「頭のいい朝の習慣術」箱田忠昭著

読書、本音批評!~本は人を選びます、だから僕が選びます!

こんにちは、皆さん。今回は、僕がどのように本を評価しているか、その基準をお話ししようと思います。たくさんの本がある中で、良い本、悪い本、そして「どうしてこの本を読んだんだ?」という本まで、色々ありますよね。でも、何をもって「良い」とするかって、結構難しいんです。だからこそ、僕なりの基準を設けてみました!

今後この基準を元にして全ての本を批評し判断していきます。

 

1. 価格 〜 その本、値段以上の価値があるのか?

お財布事情は誰にとっても大事。だからまずはその本が「お得感があるかどうか」をチェックします。まあ、安いから良い本ってわけじゃないけど、値段に見合った価値があるかどうかは重要です。つまり、その本を買って、「あれ、これはジュース代にしたほうが良かった?」って思わないかどうか。

2. 内容 〜 物語が心に響くか、それとも頭を抱えたくなるか?

内容が薄っぺらだと、読み進めるのが苦痛になりますよね?そうならないように、内容の濃さや深みを見ていきます。ここでは、「この話、次の日も考えちゃうな…」と思わせるものか、「うーん、なんだっけ?」と忘れてしまうものかをジャッジします。

3. 構成 〜 章ごとに混乱しない、しっかりまとまってる?

本の構成も重要です。流れがスムーズで、読んでいて「次はどうなるんだ!」とページをめくりたくなるかどうか。逆に、構成がバラバラだと、僕の頭の中もバラバラになりそうなので、要注意です。

4. 影響力 〜 この本、読んだ後に何か変わった?

読んだ後、何かが変わったかどうかってのも評価基準です。人生観がちょっと変わったり、新しい視点が得られたりしたら、それはもう素晴らしい本です。逆に、何も感じなかったら、その本はただの時間泥棒かも…。

5. 言語表現 〜 美しい文章、わかりやすい文章、そして…眠くなる文章?

文章の表現力も見逃せません。美しい文章はそれだけで読む価値がありますが、分かりやすさも重要。だから、読むたびに辞書を引かなくて済むかどうかもチェックします。あと、読み始めて5分でうとうとするような文章は、評価が厳しくなります(笑)。

 

6. 読者への配慮 〜 この本、誰のために書かれている?

読者をちゃんと考えて書かれているかどうかも大事です。その本が「これ、読者のために書いたんじゃなくて、自分のためだな」と思わせるようなら、ちょっと残念かも。

 

僕の独自の評価基準 〜 本を読むのが楽しくなるフィルター

ここからは、僕独自の基準をご紹介します。これで、本選びがちょっと楽しくなるかも?

面白い本

面白い本は、ページをめくる手が止まらないやつです。時間を忘れて夢中になれる本は、間違いなく「いい本」認定です!

 

つまらない本

逆に、何度も読み返しても面白さが見つからない本は、厳しいけど「つまらない本」になっちゃいます。でも、これも正直な感想ですからね。

 

読まなければ損する本

読んでいないと人生損するんじゃないかって思うほどの名著。これはもう「マストリード」!人生観が変わったり、考え方が豊かになったりする本ですね。

 

考えさせる本

読んだ後に「うーん」と頭を抱えて考えさせられる本も大事です。すぐに結論が出なくても、そのプロセスが楽しい本。これは、ちょっと哲学的かも?

 

著者と読者の視点 〜 誰のために、何のために?

最後に、著者の目的と読者の目的が合っているかを見ていきます。著者が何を伝えたかったのか、そのメッセージがちゃんと読者に伝わっているかどうか。このバランスが取れている本こそ、価値のある一冊です。以上が基準になります。

 

第一回「頭のいい朝の習慣術」箱田忠昭著 本音レビュー本編

今日は本音批評の基準を設けての記念すべき第一回目ですが箱田忠昭著の「頭のいい朝の習慣術」ですね。

 

読んでみて、価格以上の価値があるのかってことですが、単行本で1430円という値付けになっていますね。書いている内容としては、朝に活動すると人間として良い習慣が回っていい生活を獲得出来ますよという事を、時間、人生、環境、効率、こういった事をが朝にやるといいですよってこういった実例と実践方法がありますよってことが著者の体験や実践も含めて書いています。

 

値段としては微妙かなって感じです。僕なら1000円でいいだろって思います。習慣の本というのは山程あります。これが朝の習慣を身につける1冊として始めて読むにしてちょっとお高いかなって印象です。

 

次内容ですが、自分の体験や知見を書いている所はいいんですね。

2章に息子がカブトムシが好きっていう話と、自分がサーフィンが好きってことを利用してまず、好きなことや自分が興味があることを最初に目的設定をして、朝5時に起きて1時間実践するというお話は、我々の身近な家族の話を交えて、無理なく仕事に接続できる朝の仕事の習慣をつくるという意味ではこれは価値のある内容だったと思います。本全体としては、やはり、著者の箱田さんとしては、1章、2章が大きく伝えたかった部分で全体として、後半は抽象的になってしまったのは残念なところかな。

 

章の構成

内容の部分でも述べましたが、章の構成が最後無理やりな印象を与えてしまっている。それは著者の性格上の問題なのか、わかりませんが、成功のための秘訣が朝にあるということを最後にまとめて終わるですが、ここが少々無理矢理感が否めないかな。僕はそういった印象を得た。読む人にとって最後が良くないと記憶が残りづらい人にとってはいい本でないという烙印を押されるかもしれません。

 

この本の影響力

箱田さんが言われるようなことってのは過去の自己啓発本というジャンルでしっかりとした事を書いている。基準や基本的な事でなにも特別な事を書いているという事ではありません。昔から言われてきて大事だけど、それを実践してやるっていうことはスケジュールをちゃんと前日の夜に整理して、朝計画の優先順を1~6つ決めて順番にこなしていくなのだ。

これは仕事術として当たり前に覚えることで、教わることではないかもしれませんが。

意外としっかりと言われたり、本で読んでみないと本当に理解して実践している人は多いのか怖い内容であってこういった本を読む価値というのは自分を常に振り返る。今やっている事はちゃんとしているか、習慣にまつわる本を読むというのはそこに僕は価値があると思っているので、そういった習慣に困っている人は手にとって影響を受けるのもいいですね。

 

言語表現

箱田さんの文章は嫌味が少なくて僕はわりかし好きな部類に入るのですが、人の話を=自慢話として受け取る人もいるのでその編のバランスは人の感じかたです。

箱田さんは、基本的には、自分の仕事の事や、家族のことをユーモアをもって話してらっしゃるのでぼくは不快には感じませんでした。

この辺は読者の著者の文章の相性によると思います。

 

読者への配慮

箱田さんは、読者に対して朝の習慣を身に着けて改善していけば、人生の道は拓けるという事に対して一貫したメッセージはぶれていません。これに関してしっかりとこれを読みに来てくれた読者に対して、他者がやっていること、自分がやっていることを朝の習慣を例え話や自分家族の話を中心にしてポジティブに話そうとされているのでいいのではないでしょうか?

ただポジティブが行き過ぎると言語表現の項目っでいったように、自慢のように感じる人が一定数いるので難しいところですね。

 

読んで観ての僕独自の評価

「頭のいい朝の習慣術」は考えさせる本という評価ですね。とてもいいという感じではないですが、本当に朝だらしない生活をしている人がどうやったら自分を改善できるのかっていう問いに困ったらピンポイントで読んでみると役立つことが沢山書かれている本という感じです。

 

総合的に読者と著者が其々の目的に合っている本をしっかりと設定して販売されているしそのメッセージ性は僕が読んでちゃんと伝わったので、価値のある本という位置づけですね。

 

あくまでも、僕が読んだ視点なので最終的には其々の読み手にお任せします。そんなかんじですかね。リンク貼ってきます。そいじゃまたなー