2024/11/24 月曜日【本質】「決断する勇気とリーダーシップについて」
こんにちは。お元気ですか?
今日はリーダーの資質と決断について、僕なりに考えたことを話してみたいと思います。最近よく感じるのは、日本には「責任を持って決める勇気」が欠けているんじゃないかということ。先送り、先送りで時代を乗り切ろうとしてきた結果が、今の社会の停滞や長期的な問題に繋がっているように思うんですよね。
決める勇気と責任を負う覚悟
リーダーというものは権威をまといやすい存在です。その権威は時に「独裁」に傾きがちですが、そこに「責任」と「実行」が伴わなければただの空虚な威厳になってしまいます。
真のリーダーとは、全ての議論を経た後に、決まったことを粛々と実行し、その結果に責任を持つ人のことを言います。意思決定の結果が成功するか失敗するか、それを引き受ける覚悟がなければリーダーを名乗る資格はありません。
子供っぽい大人と影の文句
ただ、ここで困った問題があります。それは、結果が出た後に影で文句を言ったり、誹謗中傷をする人の多さです。こういう態度をとるのは、大人を被った子供のような存在と言わざるを得ません。本当に成熟した社会を目指すなら、意見があるときに正面から話すべきです。
その場で口に出せなかった意見を、後から批判として吐き出すのは建設的ではありません。リーダーもまた、どんな意見にも耳を傾け、否定せず、遮らず、議論を促進する責任があります。これが「民主主義」を自称する社会で求められるリーダー像ではないでしょうか。
改革を進めるリーダーの注意点
「嫌われることをやる」「改革を進める」と声高に宣言するリーダーがいますが、そこに「自分一人が絶対的に正しい」という態度が見え隠れする場合、注意が必要です。リーダーに必要なのは、「正しさ」を押し通すことではなく、「決定を責任を持って行い、結果を引き受ける姿勢」です。
リーダーがすべきことは、プロセスを透明にし、多くの人が納得できる形で決断し、その上で裁量権を冷静に行使すること。それができて初めて、リーダーの権威は正当なものとなります。
結論:リーダーシップの本質とは
リーダーの資質を一言で表すなら、「責任と決断のバランスを持つこと」です。権威をただ誇示するだけではなく、責任を持ち、他者の意見に耳を傾けつつも、最終的には自らの裁量で粛々と決断を下す。そのプロセスと結果を引き受ける覚悟こそが、真のリーダーシップです。
私たちが目指すべき社会は、リーダーと周囲の人々が互いに信頼し合い、対話を重ねながら前進するもの。そのためには、影で文句を言うのではなく、自分の意見をその場で伝える姿勢を持ち、建設的な関係を築くことが大切です。
では、今日の話はこの辺で。またお互い、少しずつ良い社会を作っていきましょう。それでは、またね!