2024/12/12 木曜日【本質16】 「善意と悪意、そして平和の鍵:今を生きる私たちの選択」

2024/12/12 木曜日【本質】 「善意と悪意、そして平和の鍵:今を生きる私たちの選択」

こんにちは。お元気ですか?

今日は「平和」についての話です。このテーマ、重たいかもしれません。でも、こういう話こそ向き合ってみる価値があると思っています。善意と悪意、それがどのように未来を形作っていくのか。私たちが守るべき最低限のルールとは何か。一緒に考えてみませんか?

 

善意と悪意をどう選ぶか

僕たちが毎日する選択や行動。それは、善意か悪意、どちらかに傾いています。ポジティブに動くか、ネガティブに動くか。これが積み重なって、社会全体の雰囲気や方向性を決めています。

でも、妬みや嫉みといった感情は人間に避けられないものですよね。重要なのは、それをどう使うか。感情をバネに成長するのか、それともネガティブな行動に使うのか。選ぶのは自分です。僕は他者と一緒に暮らしたいと理解したのならポジティブでなければいけないとは思います。

 

選択する自由と環境の違い

私たちが生きる環境や社会の仕組みは、私たちの選択や行動に大きな影響を与えます。独裁国家に生きる人々と民主国家に生きる私たちでは、考え方や価値観が違うのも当然ですよね。それぞれの環境が、その人の行動や選択を形作っているのです。

それを責めるより、受け入れようとするなんとか理解しようとするというのが大事ではないでしょうか。

 

ロシア文学が教えるもの

たとえば、ドストエフスキーの『罪と罰』。主人公ラスコーリニコフは、貧困ゆえに犯罪を犯し、その後罪の意識に苦しみます。こうした物語は、個人の自由と社会の抑圧との葛藤を描き出しています。

トルストイの『アンナ・カレーニナ』もそう。社会に逆らい、愛を貫こうとするアンナが孤立し、破滅する物語は、人間の選択が環境によってどれほど制約を受けるかを考えさせられます。

こうした文学に触れると、環境がどれだけ人の行動や思考を形作るかを感じます。そして、その中で私たちがどう行動するべきかを考えるきっかけになります。

でもね、実際にロシアの人と話すと、結局のところ「同じ人間だな」って思うんですよね。結局、共感や対話でズレを埋めていくしかない。それって、平和の根本なんじゃないかな。世代の違いももちろんあります。

 

平和を守る最低限のルール

平和を語るとき、僕が思う絶対的なラインは二つ。「戦争をしない」「核兵器を使わない」。これらは、人類が生き残るための最低限のルールだと思います。

戦争の無意味さ
戦争は、たくさんの命を奪うだけでなく、時間、資源、価値のすべてを無駄にします。どんな理由があろうと、人間が互いを大量に殺し合うことに意味などありません。

核兵器のリスク
核兵器は、一発で何百万もの命を奪います。広島や長崎で起こったことが、さらに規模を増して繰り返される可能性がある。その無意味さを、私たちはもっと真剣に考えるべきです。

 

指導者と私たちの責任

トランプさんやプーチンさん、石破さんのようにリーダーが選ばれるのも、その時代の背景と過去の経緯があるから。それがいいとか悪いとかじゃなくて、時代がそうさせているんですよね。でも、どんなリーダーでも、「人類の存続を脅かす行為だけはしない」という最低限のルールは守らなきゃいけない。

利権は利害はあるにしよ、この1点を守って交渉することは別に難しくはないはずです。

僕ら一人一人も、それをリーダー任せにするんじゃなくて、「これだけは絶対に守ろう」って声を上げていく必要があるんじゃないですか?

 

被爆者の声から学ぶ平和の形

2024年12月10日ノーベル平和賞受賞演説を田中熙巳さんの演説を聞いて、僕たちに平和の意味を改めて考えさせるものでした。

スピーチでの一文で僕は特に「核兵器は人類と共存させてはならない」という言葉は刺さりました。被爆者としての壮絶な体験から生まれた言葉と衝撃を覚えます。彼が語った長崎での惨状――焼き尽くされた街、放置された負傷者たち、身内を失った悲しみ――は、僕たちが決して忘れてはいけない現実です。

被爆者の声を聞き、平和の重要性を次の世代にどう伝えていくのか。それは私たち一人一人が取り組むべき課題です。

 

善意が積み重なる未来を信じて

僕たちは、平和という理想に向かって、善意を積み重ねるしかありません。もちろん、妬みや嫉み、対立の感情がなくなることはないでしょう。でも、それをどう活かすかが大切なんです。

平和は遠い理想のように見えるかもしれません。でも、僕たち一人一人の選択で、それを現実に近づけることは可能です。この記事が、あなたの行動や考え方のヒントになれば嬉しいです。それでは、またね!