2024/12/21 土曜日【本質27】 「同じ船に乗る私たちと中毒についての話」

2024/12/21 土曜日【本質】 「同じ船に乗る私たちと中毒についての話」

こんにちは。お元気ですか?
今日は、ちょっと重たい話なんだけど、感情を軸にしたテーマで書いてみたいと思います。

友だちと話していて、「コロンビアの薬物問題」の話題になったんだ。まぁ、友達とあるYouTubeを見た動画がきっかけだったんだけど、話しているうちに「結局、人間の感情がすごく関係しているんだよね」って気づかされることがあってさ。

今回は、その時の話をベースに、人間の感情について深掘りしてみようと思う。

 

感情と分断:同じ船に乗る私たち

例えば、「薬物に手を出してしまった人たち」って聞くと、どうしても「関わりたくない」と思う人が多いよね。これって、恐れや嫌悪感、そして自分を守りたいっていう感情が働いてるからなんだと思う。

でも、僕たちは同じ船に乗ってるはずなんだ。大きな規模でみたらね。

世界という船と、日本という船、僕達はこの両方に乗ってる一員ってわけです。

その船員がたまたま自分が満たされてるから気づけてないだけで、いつ自分が同じ状況になるかわからない。

ただ、そうは言っても、「何が原因でこうなっているのか」を掘り下げるのは、なかなか難しい。だから人は、「自分と関係ない」って思い込む。結局、それが問題を悪化させるんだよね。

 

中毒が生む快楽と痛み

中毒って、薬物だけの話じゃないよね。
アルコールだって、タバコだって、ギャンブルだって、人間が「ちょっと弱い部分」を持ってるから、そこにつけ込まれて成り立ってる。

そして、それを欲しがるのも、感情。
「ストレスを忘れたい」「現実から逃れたい」「ちょっと試したい」「」っていう、切実な感情の結果なんだよね。

たとえば、コロンビアの話だと「貧困が感情を麻痺させている」と感じた。
お金がない、家がない、未来が見えない。そういう絶望的な感情の中で、「安い薬物に手を出して、短い快楽に逃げ込む」っていう選択肢が当たり前になってしまう。

これって、すごく悲しいことだけど、誰もがそうなる可能性を持ってるんだと思う。

あることを否定することはできないし、いいも悪いもあって世界だから難しいし、結局は個人の裁量によってしまうし、それぞれの国でこういった物に基準や規則があるのは皆理解はしているよね。

感情を無視して起こるズレ

ここで思うのは、「感情を無視してシステムを作ると、ズレが生じる」ってこと。
たとえば、コロンビア政府が薬物問題を隠そうとして、一箇所にホームレスを押し込めた。
これって、一見すると「対策してる」ように見えるけど、感情的には「社会から見捨てられた」っていうメッセージにしかならない。

人間って、自分を無視されたり、ないものとして扱われると、反発するよね。
それが暴力だったり、さらなる中毒だったりって形で出てくる。

 

僕たちができること

僕は思うんだ。結局、感情って人間の根幹だから、それを理解しようとする姿勢が大事なんじゃないかなって。

もちろん、みんなが「薬物依存者を救おう」って動けるわけじゃない。でも、たとえば街で困ってる人に「大丈夫?」って一声かけるだけでも、感情の受け取り方って変わると思うんだよね。僕がもしそういう人と合ったら、「元気って話して」「その日食べる物や服に使うならこの金を渡すよって勇気を持って言おうって決めたんだ」

それで一瞬救えるならそれしかしようがないって僕一人の行動をするしかないよね。

人間の感情ってさ、否定されると閉じる。どんな人でもそうじゃないかな?

でも、肯定されると、皮肉れてても聞いてくれる。面白いよね

 

感情の力を信じて生きる

僕たちがどう生きるかって、すごく感情に左右されると思う。
だからこそ、「感情を無視しない」っていうのが大事。

同じ船に乗る人間として、否定から入るんじゃなくて、「どうしたいの?」って聞ける余裕を持ちたいよね。

分かってあげられないかもしれないけど、分かってあげられるようにしたいね

この話が少しでも誰かの気づきになれば嬉しいです。読んでくれてありがとう。