2024/12/31 火曜日【本質】 「1年の総括、放棄をするな」
こんにちは、お元気ですか?
年の瀬も迫り、新しい年が見えてきましたね。今年の振り返りと来年の抱負についてお話ししようと思います。京都の清水寺で発表された「今年の漢字」は“金”でしたが、全体的によろしくないニュースや話題が多かった印象です。でも、悪いことがあっても、それにどう関わるか、そしてそこから何を学ぶかは自分次第ですよね。だから、今年を総括するなら、僕にとっては “選択” というテーマが大きかった気がします。
今年の総括:選択の年
世の中の出来事、選挙、経済、すべての場面で僕たち個人が問われるのは選択の連続だなと感じました。「自分はこれを選ぶ」と決めること、そしてその結果が良くても悪くても受け止めること。選挙だって、自分の一票がどんなに小さくても、それを放棄するのは違うと思うんです。
もちろん、選択肢に完全な答えなんてない。人間には強さと弱さ、どちらもあるからこそ悩むし、間違うこともある。それがセットなんだと思います。でも、無責任な不満を言い続けるより、ましな選択を自分で考えて行動する方がずっと建設的だと感じた一年でした。
来年の抱負:軸と柔と剛
来年はもっと深く行動する年にしたいと思っています。仕事もプライベートも満足できる形にしたい。そのために大事にしたいのが、“軸と柔と剛”というテーマです。
「これはっていうところは引かない。」
「具体的には未来の人達にならない事はしない」
これが僕の信念です。でもそれだけじゃ、ただの頑固者になってしまう。だからこそ、柔らかさを持って世界の性質に応えたいと思うんです。柔軟さがなければ新しいものを受け入れられないし、剛の部分がなければ自分を守れない。両方のバランスを取りながら、いいも悪いも含めて受け入れるのが来年の自分の目標です。
選択の本質を考える
右に曲がるか、左に曲がるかで出会う人も変わるし、人生も変わる。どんなに頑張っても、選択の結果を100%制御することなんてできません。でも、それでいいんです。だって、一つ一つの選択がその人の物語を作るんだから。
良い選択も悪い選択もありますよね。例えば、誰かに親切にしたつもりが誤解を招いたり、逆に自分が誰かを傷つけるつもりはなかったのにそうなってしまったり。それでも一つ言えるのは、失敗を恐れずに行動することが大事だということ。
やらなかった後悔より、やってみた後悔の方がずっと前向きじゃないですか?だから僕は、次の年も自分の信念を持ちながら、それを柔軟にアップデートしていこうと思います。
人生に必要なバランス
人生には、軸となる部分と柔らかく対応する部分が必要です。剛であり柔である。これを上手く使い分けるには、まず自分を知ることが大切だと思います。
僕の場合は、絵師として人間を描くことを通じて、物語や希望を伝えたいと思っています。それが僕の“軸”。でも、その伝え方は常にアップデートしていく必要がある。時代や人の価値観は変わるから、それに合わせて柔軟に対応する——これが“柔”です。そして、そのプロセスでぶつかる困難に立ち向かう——これが“剛”です。
良い年にするためには、このバランスを意識して、一瞬一瞬を大事に生きること。それが自分にできる最善の方法かなと思います。
最後に
新しい年が来るたびに思うのは、過去は変えられないけど未来は作れるってことです。みんながそれぞれの軸を持って、柔軟で強くいられるような一年になるといいですね。僕も、自分の描くビジョンをしっかり形にしていくつもりです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。今年一年、読者の皆さんに支えられてきたことに感謝しています。来年もどうぞよろしくお願いします。
それでは、良いお年をお迎えください!