2024/01/01 水曜日【本質】 「違いを受け入れる難しさ」
こんにちは、お元気ですか?
今日は「言葉の難しさ」について話してみたいと思います。日常の中で、何気なく口にする一言がどれほど深く響いたり、逆に意図と全然違う受け取られ方をされたりするか——それは誰もが経験することですよね。でも、特に身近な人からの何気ない発言が気になることってありませんか?
例えば、僕の母親なんですが、テレビを観ながら出演者の容姿についてあれこれ言うんですよね。美人じゃないとか、なんでこんな服着てるのかとか。そのたびに、僕はなんとも言えない違和感を覚えます。こういう発言って、本人に悪気があるわけじゃないと思うんですが、どうしても引っかかる。
母の言い分としては「テレビに出てるから言っていいでしょ」というスタンス。でも、僕にとってはその感覚が嫌なんですよね。容姿だけで人を評価するのも違うと思うし、人の良さってそんな単純な基準だけで決まるものじゃないでしょう?
言葉の背景には時代や環境がある
僕がこういう違和感を覚える理由を少し考えてみたんですが、もしかしたら世代の違いが関係してるのかもしれません。母親の世代って、今よりも容姿や性別に基づく役割分担が強調されていた時代を生きてきたんですよね。その影響が無意識に残っているのかなって。
一方で、僕たちの世代は多様性が当たり前になりつつある時代に生きています。容姿だけで人を判断するのは古い考え方だし、性別で役割を決めつけるのもおかしいという意識が強まっている。そのズレが、こうした違和感を生んでいるのかもしれません。
でも、これって母親だけの問題じゃなくて、どんな時代や文化でも起こり得ることですよね。だからこそ、違和感を感じたときに自分の気持ちを伝えることが大事だと思うんです。
一方的にならない対話の大切さ
「TVだから言っていい」と言われたとき、僕はまず自分の気持ちを伝えました。「いや、俺はそれが嫌やねん」って。こう言うと、最初は母も「なんでそんなこと言うの?」と戸惑った様子でした。でも、相手を否定するんじゃなくて、「関係なくても他者の容姿の悪口を聞くのは俺はしんどい。俺がいるときはやめて欲しい」と軽く提案する形にすると、少しずつ話が通じてくるんですよね。
実際、対話ってめちゃくちゃ難しいです。一方的に感情をぶつけるだけだと、防御反応を引き出してしまうことが多い。でも、相手の背景や価値観を尊重しながら、自分の考えを伝えること——これができると、お互いの考え方が少しずつ交わる瞬間があるんです。
人それぞれの価値観を尊重する
発言って、自分にとっては何気ない一言でも、相手には大きな影響を与えることがあります。特に「何が好きで何が嫌いか」なんて、完全に個人差がありますよね。それを前提に、相手の良いところと悪いところをちゃんと見て、そこにどう向き合うかが大切だと思います。
完璧な人なんていないし、誰もが失敗も成功も繰り返している。それを認めて受け入れる姿勢が、人間関係を築く土台になるんじゃないでしょうか。僕自身、発言に失敗してしまうことも多いけど、そのたびに「何があかんかったんやろ?」と問いかけて次に活かすようにしています。
発言の難しさを超えるためには、相手をどう見るか、自分がどう向き合うか——その姿勢を忘れないことが大事なんだと思います。
気づきと改善の連続
失敗も成功も、すべてその都度受け止めて修正していくしかない。それが難しいけど、面白いところでもありますよね。僕はこれからも自分の発言や行動を見直しながら、少しでも良い方向に進めるよう努力していきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。今年一年もよろしく!