2024/9/20 金曜日「斎藤知事から観える。トップの責任」
憤りを感じるよ。斎藤知事って今日本の兵庫県の知事をやっている人物だけどさ。
仕切ったり、やったり、行動したりするのは大事だけどさ。
行ったことに対しての責任ってのはセットで負うべきものだと思うだよね。
それが本当のトップだと思うだけどさ、それを邪魔するって何だって考えると自分のプライドなのか他者からみえ方なのか知らないけど、不信任決議案にかけて自分ではなく議会に進退をなげるって、、、トップとしてお前の判断はないのかって、マイナスの出来事があったら人間こんなもんなのかね。
全てが結果責任だというなら、もしくは全てがビジネス的に動かすというなら全て合理的に判断だけで評価されるのを受け入れるべきだと思うだけどね。
政治家の「無責任」が生む紛争
ただ、ここで思うのは、単純に7月に亡くなってしまった。西播磨局長による告発文書をきっかけに、数々の “おねだり” と “パワハラ” 疑惑が明るみになった件、これって死人に口なしの典型例の話です。
組織の中で活動する人達に緊張感や真剣さをもって仕事をしてもらうのは当然ではあるんだけど、その仕事のレベルがその人に合っていたのかということと、トップが計画してきたことがそもそも無理筋だったらそれはトップが悪いということです。
それについてトップと現場がどちらに責任の所在を預けるのかは、トップ側で必ず意図的に勝てる状態でないとそもそもビジネスなんて成立しないわけです。
役所のトップや幹部が悪い!ビジネス戦略のなさは人を◯す
ビジネスというのは全てに関して言えば、市場、戦略、収益、合理性、融資、これらが重要な要素です。勿論これ以外にも重要な要素はあるのですが、今回の件で何故、死者がでるまで大失敗を犯したのかの反省と僕が手直しをするなら。
まず、圧倒的に戦略のミスです。これが正しければ今回の事件ももしくは起きていなかったでしょう。
プロ野球優勝パレードの5億の予算に関してクラファンでやるってビジネスの軸設定で大きくミスってるわけです。
クラウドファンディングというのはその規模はせいぜい何百万から何千万です。それを億を越える予算を引っ張ってくるとかまず土台無理ですし、クラウドファンディングの市場がそもそも大きくない。やっている買い手と売り手も参入もそこまでではないからです。
プロ野球優勝パレードの予算を例えば本気でクラウドファンディングで集めようとするなら誰かが広告塔になったり、影響力があって宣伝をするならわかる。
でも、商材の魅力的で一番輝くテーブルにのせてお客に提供してないのに、一体誰がお金を出すかってところでまず失敗しているのです。
つまり、予算を個人から頂くにしてもその出してもらう想定顧客層の配慮や、データの収集と活用方法も理解せずにやっているってはたからは分かってしまうのです。
例えば今回なら、野球にお金を出す人達=ここにダイレクトに働きかけてお願いと協力を要請する必要があるわけです。つまり野球を観ているボリュームゾーンのデータは大体50代~70代になります。
この層をピンポイントで直撃させて彼らの心を動かすために信用と優勝パレードをしっかりと皆で良いものにするために協力や信用をもって貰えるストーリーを演出する必要があります。
僕が企画するなら、ファンサービスをより拡充したり、記念品、当日のパレードなどでの選手や監督との懇親会。プロチアリーダーとの握手会や交流、SNS動画交流などなど、総合的にプロモート出来たはずです。
ですが、50代~70代と年代が分かったとした頃で、クラウドファンディングで予算を集めるという。この軸が既にこの年代に対してそもそも論間違っていて、この層に対して、クラウドファンディングというのは圧倒的に手間だし、そもそもこの単語すら知っている方が少数です。
ならどうすれば良かったのか、デジタル上で予算をとるならpaypayかLINEpayどちらかて提携して協力をお願いすべきだったと思います。
圧倒的にシェアをもっているところでやるというならわかります。LINEとpaypayならまだ50代~70代でも使っている人が多数います。
トップはより細密にデータと相談をして意見を集約する
寄付や予算を頂くにしても、圧倒的に手軽で簡単に操作できるっていうことがまず大事なんですね。まぁ今回の件は役所の役割の範疇を超えてはいるんですよね。
役所の人間がビジネスについてどこまで本質的に掴んでいるのかやっているのかってそれはやっぱり素人でしょ。なら誰かビジネスに長けた人にまず相談すべきでしたね。
破壊するにしても、相談しようぜ。餅は餅屋って言葉があるけどさ。
話す事は無料なんだから、意見は聞きましょう。それを反論するなり、賛成するかはトップの判断。そんな感じかな。そういった意味では斎藤知事はこの件に関しては残念でしたね。そいじゃまたね。