2024/9/04水曜日「ブランドは必要だが品格を磨け! ~例えばプラダは何故かっこよく見えるのか~」

「ブランドは必要だが品格を磨け! ~例えばプラダは何故かっこよく見えるのか~?」

こんにちは。

「金で、品格、教養、含蓄は買えない」

つくづく。最近のニュースを聞いていると、しょうもなさにあくびがでる。

情報を扱い商売をしている僕自身も共犯関係かとも思いながら、でも仕事に貴賤はない一日一日を向き合って自分のできる最良の実践と選択を続けてやっています。

 

人を惹きつける魅力があるのが「ファッションブランド」というものだけど、それをセールするには理路整然と正しくというわけにはいかない側面も現実です。それでも語るべきビジョンと物語を最低限に知って身に着けてほしいです。

 

と、言いたくなる気分になってしまうのは、本当にしょうもない奴のプライドや自分の至らなさを補う為に、身に着けている人も少なくないのでそれってどうですか?ってのと「単純にプラダは何故かっこいいのか個人的に語りたくなったからです

 

プラダはイタリアを代表するブランドです。

これすらも言えないとまず恥ずかしこと極まりない。

次に最初は高級皮革製品を扱う小さな店として始まった。本当に街のちょっとした社交の場に合う服飾を扱う店に過ぎなかったところが出発点だった。

 

高品質な素材を使用し、細部にまでこだわったデザインを展開してきたけど。「なぜ、ここまで、愛されるのか?それはどうしてか?続いてきたのにはプラダの明確なビジョンとメッセージ性の一貫性です」

 

プラダのビジョンは「時代に流されない永続性と、同時に時代を反映した革新性」のバランスを保つことにあります。これは、デザイナーであり経営者であるミウッチャ・プラダの信念でもあります。彼女は伝統と革新を融合させ、新しい価値を生み出すことに挑戦し続けています。例えば、プラダのナイロンバッグ「ヴェラ」は、革新的な素材選びとシンプルかつエレガントなデザインで、ファッションの象徴となりました。

 

しかし、プラダの成功の裏には、経営の中にも品格は忘れなかったこの一貫性は本当に凄いです。「時代の変化を敏感に感じ取りながらも自らの品格を守り続けた努力がありました」

 

品格を保ち続けることで、互いが誇りを持ち続ける

これこそが、多くのブランドが辿るべき道だと僕個人は賛同します。

プラダを着るからには、そういったメッセージ性、含蓄、自分がこの服飾を着る理由、時代背景、ストーリー、教養、経済、それら複合的な人間の総合力が叶ってこそ、ブランドを着るにたる人物だし、それが似合う人なるってことでもある。

「内と外が同格になり調和する。服装と人間が一致しておしゃれな人」

ではないでしょうか?

 

人間的魅力と能力を複合=品格。一朝一夕でどうにかなるものではありません。そうなるということを始めてずっと1日、1日を一生懸命に向き合って来た人しかまとわない空気感や雰囲気というのはあり、実力が備わって始めて袖を通す事が出来るストーリーに到達してこその価値でもあるわけです。

 

ブランドは確かに必要ですが、品格を磨くことなしにその真価は発揮されません。プラダが長年にわたり愛され続けている理由は、一貫したこの「お客に対して強い品格への自覚を持って着てほしい」という互いの誇り一致がブランドとして成功と永続的な発展を続けている要因ではないかと、僕個人は想っていますし、それはとても大切で、文化的で、かっこいい。ブランドとしての生き方を実践していると言えます。

 

最後に「志を持ち、いい人でありたい」という言葉を貴方に送りたいと思います。これはプラダの現代表のミウッチャ・プラダの言葉です。

彼女の言葉やインタビューを知るともっとプラダという物が好きになりますよ。

 

プラダは、美は本質的にはシルエットや着飾るものではなく。実益や日常的に有益でもならねばならない。それが文化をより魅力的で品格を保ち、矛盾や時代に対してもファッションは変わらない姿勢で続けられるのではないかと僕自身は受け取っています。

 

僕もそれに似合うようになっていつの日か購入する。そのような男性になるようまず日々を務めて生きたいです。