2024/12/28 土曜日【本質37】 「日本の矛盾と可能性を考える」

2024/12/28 土曜日【本質】 「日本の矛盾と可能性を考える」

こんにちは、お元気ですか?今日のテーマは日本は何をすべきかってことを友達や仲間と話したのでそれを共有したいと思います。

日本の矛盾と可能性を考える

どの時代も犠牲がないなんて本来なかったはずです。何かを選択するってことは、別の可能性を失うことでもある。そして、一つの国としてまとまっているものが世界中にあり、その中で其々が矛盾を抱えて選択をしている。それはいいか悪いかってことを抜きにして、皆が其々最善を尽くしてきたのかって言われたら難しいところで、間違うときは間違う。

日本が戦争に負けたのも、その時の大人達が現実の中で精一杯判断したけど、負けたという結果。それでも生き延びて復興した。究極、何をやめるべきで、何を残すべきかってことを絞っていくことが重要だと思うんですよ。

次世代に残すべき日本の形

僕は、未来の人達に日本は平和で全国それなりに豊かな国である、ということを残していくべきだと思っています。これからは規模が縮小するかもしれないけど、そんな中でも「日本という国が持つ価値」を未来のために守る。これが、今の僕ら現役世代のやるべきことなんだろうなと感じています。

日本で育てられたことで良くなかったところもあるし、悪かったところもある。でも、海外をより現実的に知ることで「こんなに日本みたいな素晴らしい国はそうそうない」と実感する場面も多々あるんです。

現役世代が感じる責任と冷静さ

今の30代って、どこか冷徹な部分が共通している気がします。それは、社会に出て現実と向き合ってきた結果だと思う。僕も同世代と話すと、理想だけでなく現実的な視点から物事を捉える人が多いなと感じるんですよ。

「半端に遊んでいた世代とは違う」という印象を受けるけど、それが必ずしも否定的な意味ではなく、むしろ全体を見渡して合理的に考えられる人が多い。これが現役世代としての空気感なんだと思います。

絵に描いた餅は無責任を助長させる。これはもう辞めましょう

「絵に描いた餅」という言葉、誰もが一度は聞いたことがあると思います。つまり「実行されない計画」や「現実味のない話」を指すわけですが、これって本当に厄介な状況を生むことがあります。

例えば、ただ話すだけで行動しない。美しい理想を掲げるけど、現場の声や具体的な行動を欠く――これが繰り返されると、周囲の人々はどう思うでしょうか?最初は「素晴らしい理想だ」と耳を傾けても、やがて「どうせ何も変わらない」と思われる。そして最悪の場合、無責任さや失望感を助長します。

 

しかし、理想を持つこと自体は悪いことではありません。重要なのは「理想をどれだけ現実に落とし込めるか」という点です。つまり再現性と工程です。大きな理想も、小さな一歩を積み重ねてこそ実現可能になります。むしろ、「すぐにはできないけど、少しずつなら変えられる」という考え方の方が、他者に希望を与えるんじゃないでしょうか。

僕も、絵師として理想を描きながら、常に「これが現実とどう交わるのか」を意識しています。ただ描くだけで終わらせるのではなく、共有したり議論したりすることで、人と繋がり、新しい視点を得る。それが理想を単なる「絵に描いた餅」にしない、実際の力になると信じています。日々悪戦苦闘して提出するのが絵志としての誠意と仕事だと思います。これって全てのことに共通しませんでしょうか?

課題に向き合う選択

どんな選択にもリスクや犠牲が伴う。それでも「未来を守るために何を残すべきか」を真剣に考えていくことが、僕たちの責任です。もちろん、簡単に答えが出る話じゃないけど、こうして言葉にすることで、少しでも考えを整理し、共有できたらと思っています。

読んでくださりありがとうございました。感謝しています。